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はま寿司のペッパーくん

昨日、友達と寿司を食いに行った高田馬場のはま寿司で、とても働き者のPepperくんと会った。師走の土曜の夕飯どき、待ち時間1時間半から2時間にもなる、そりゃーもう、激混みなわけ。

そんな状況ではま寿司でPepperくんは、ほかのペッパーのような子供だましの芸で場を和ませるような茶番な仕事をしていたわけではない。これが、大人が見ても感心するようなかなり生産的な業務に従事していたのであった。

彼の仕事は入店したお客様に整理番号券を発行するお仕事がメイン。

はま寿司ペッパーは入店したお客様に顔を向けて、いらっしゃいませ、と一声かけ、お客さんに人数とテーブルかカウンターかの希望を聞く。お客は彼の問いかけに従って彼の胸にあるタッチパネルを操作すると、横にある発券機から整理番号券が発行される、整理券をとってお待ちください、と声をかけて作業を終える、という仕組み。

高田馬場は外国人のお客さんも多い。はま寿司ペッパーちゃんはもちろん英語も喋れる。海外からのお客さんにも慣れたもんである。

呼び出しは基本はレジ打ち兼務のおばちゃんがやっていたのだが、おばちゃんがレジ打ちで手が離せなくなると、いつのまにか自分で整理番号からお客様を呼び出して席番号を案内するわけ。整理券には番号と寿司ネタ一つが書いてあって、番号で呼び出したお客さんに寿司ネタを問い合わせて一致したお客さんには席番号を教えてあげるというオペレーションである。
ちまたのペッパーなんてぶつくさ独り言をつぶやいているだけだったり、子供とかうちの奥さんとかを身振り手振りであやしたりする程度のくだらないことばかりさせられているシーンにしかお目にかかったことがない。

しかし、はま寿司ペッパーのやつはそれはもう、バイトの二〜三人をリストラする勢いの出来の良さを見せつけるわけですよ。

感心した、なんてもんじゃない。そもそも回転寿司である。厨房なんて寿司はもはや握ってないだろうに。合理化を究極にまで追求する格好の戦場であろう。

世の中はなんだかんだで人件費というものが一番金がかかるわけ。お店をよくよく観察すると、男子トイレの段差などにも、はま寿司の時間削減の工夫、というかもう執念というか意地というかが見受けられるのです。

はま寿司の運営はかの悪名高きゼンショー。でも、ここのペッパーの使い方には恐れ入りました。

スーパーバイザーというお仕事

世の中に結構たくさんいると思うんですけど、わかりにくい仕事らしいです。

そう言われてみると

携帯通信会社のコールセンター

金融機関の債権管理部門

電力会社の事務センター

TV通販の受注、客セン

という経緯がこの10年の仕事っぷりでして、一貫して人材派遣・業務請負会社の所属でありながら人事異動が転職並みの振れ幅なのであります。

共通してやっていることは、ビジネスマンの第一課題であるコミュニケーション能力を駆使しつつ、受託業務、スタッフの労務、そして案件の収支を管理するということであります。

口八丁手八丁で配下のスタッフを管理監督しつつ、わがままなクライアントの要求にも応えながらも、同時にホワイトな労務を維持しながら自社の利益を確保することだけは忘れないという、かなりエキサイティングなお仕事なのであります。

スーパーバイザー職という人種は、クライアントからの要望や上司からの横暴無茶振りに常に晒されているが為に、磨かれまくってビジネススキルはかなり高い人種の宝庫なのですよ。しかもみんな基本的にはストレス耐性が高い。

ではありながら、なにしろ転職を繰り返していたり、自社への忠誠心や出世欲が全くなかったり、そもそも非正規労働者であったりでギャラはスキルに比べて不当に安いのです。

日本社会の日影で縁の下を力強く支える、このスーパーバイザーなる人種がもっと社会に認知されないかな、と思う次第であります。

やっていることのエッセンスを理解してもらえたら就活学生なんかはかなり憧れの仕事だと思うんですけどね。広告代理やIT系に比べればホワイトな仕事です。

新卒就職でスーバーバイザーやっているやつには会ったことないですけど。